年末になると 有馬記念

 

バクダン低気圧のせいで 大荒れ

朝からニュースでも 

あちこちで起こった 悲惨な事故を伝えた

ホワイトアウトは 本当に怖い

怖いからと言って停車していると

寸前まで 全く見えなくなるので

後ろから 追突される危険性がある

だから 全車が停止していない時は

のろのろ 走っている方がマシ

強風な雪の日は 

不要な外出は 避けるべし!…デス

 

先週 中山競馬場で行われた 有馬記念

勝利したキタサンブラックの引退レースでもあった

武豊騎手は この馬のためだけに競馬場にいた

yahooニュースで 競馬ライターの記事を見た

騎乗した武豊騎手が 勝ち馬の馬上から

空に向かって 小さくガッツポーズをしたそうな

きっと 空から観ていてくれたであろう故人に.…

昨年亡くなられた 彼の父と

勝ち馬のデビュー戦に騎乗して勝利し

その約一か月後に 自ら命を絶った騎手に…

ジョッキーとして 

競走馬が 無事 競走生活を終え

第2の人生を歩ませることと

1度しか騎乗しなかった馬の 

その後の大活躍を見ることなく

星になった同士に対する使命だと…

故人もきっと 喜んでくれただろう

何か グッときた  (T-T)…

 


【有終の美】2017有馬記念 キタサンブラック(武豊)

 

 

このレースを最後に引退する競走馬は多い

武豊騎手は 今までにも

何頭もの名馬に騎乗し 有終の美を飾っている

自分にとって 想い出すのは ”オグリキャップ

一世を風靡した オグリキャップ

惨敗を重ねるようになり 引退がささやかれ

有馬記念を 引退レースに選んだ

ジョッキーは 武豊騎手

ある特番で オグリキャップの癖を治す彼がいた

馬も 同じ走り方では疲れる

それを回避するために馬が行う動作 

”手前を替える” という

オグリキャップは 手前を替えずに走っていたらしく

武騎手が 手前を替えさせるために 

オグリキャップに調教をした番組だった

 

当日 大歓声の中 第4コーナーをまくって

葦毛のオグリキャップが来た

直線に入って どれくらいだったか

スキップのような動作 手前を替えたのだ

「さぁ 頑張るぞ!」

そこから 力強く伸びて 勝利

オグリキャップは 最後に甦った

今でも 手前を替えた瞬間を見ると グッとくる

 


平成2年(1990)有馬記念 オグリキャップ

 

引退して しばらくしてから

日高の優駿スタリオンステーション

オグリキャップを目の前にした時

何故か 涙が止まらなかった

オグリキャップも きっと

武豊騎手のガッツポーズを

空から見ていたに違いない